米子城・松江城と大山との深い縁。さらに月山富田城との関わり。この4つの有名スポットの交わりを、歴史地理の観点から読み解きます。
大山開山1300年祭のレガシー(遺産)として、最古級の日本刀「古伯耆物」に光が当たっています。その意義と背景、そして今冬開催される奈良・春日大社「安綱・古伯耆展」について紹介します。
大山や弓ヶ浜半島のサイクリング聖地化に向けた取り組みが行われていますが、全国や海外の先進地ではどのような取り組みが進められているのでしょうか? 新しい潮流を見据えながら、大山周辺エリアの可能性を考えます。
大山開山1300年祭も、10月24日の「結願(けちがん)法要」でいよいよフィナーレ! これまでの取組を振り返りながら、締めくくりに向けたイベントをご紹介します。
大山の麓・米子市。その都市デザインの秘密とは? 歴史と地理から米子の秘密に迫ります。
「星のふる里」、奥日野・日南町。文豪・井上靖や世界的な経済学者・宇沢弘文との交わりを切り口に、地域の魅力を再発見します。
梅雨明けしました。いよいよ海水浴シーズンが到来! この時期に満喫できる、弓浜半島・島根半島の美しいビーチスポットをご紹介します。
日本からインドに渡った仏教指導者と大山との深い関わり。どんな因縁があったのでしょうか。
「2019レーザー級世界選手権」が境港市沖の美保湾で開催中。世界から約300人の選手が集まっていますが、選手にとっての境港の魅力とは?
大山から眼下に広がる弓ヶ浜半島と中海。日野川のたたら製鉄により流れてきた砂が、海流や風と相まって形作りました。人知を超えるダイナミックなメカニズムを解き明かします。
出雲神話(国引き神話)に秘められたメッセージを解きながら、大山、中海・宍道湖、三瓶山に広がる歴史地理の「謎」に迫ります。
米子城跡から望む東方の「紅大山」(くれないのだいせん)と西方の「錦海」(にしきのうみ)。「極楽浄土の風景」と表現したいほどの美しさです。
初夏のこの時期、大山のブナの林や森で響くたくさんの野鳥の声。大山の豊かな環境が、たくさんの種類の野鳥を育みます。
令和の時代を迎えました。三種の神器のひとつ「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」は、山陰と深いつながりが。歴史と神話の世界に迫ります。
5月1日、新しい元号「令和」へ。「Beautiful harmony(美しい調和)」は、山陰にもふさわしい言葉です。
そんな特別な当地「令和の風景」をピックアップしました。
4月下旬、大山の森は静的なモノトーンから一気にバイタルカラーに変身します。
まさに“山笑う”の森。そんな“春もみじ”の大山、晴れた日に出かけてみませんか。
近年、境港に寄港する大型のクルーズ客船が増え、2019年は57回の寄港が予定されています。こんな海越し(美保湾越し)の大山が8万人を超える方々に強く印象付けられることになりそうです。
大山は独立峰と認識されていますが、実は側山も多く、見る方向、場所によっては連峰と表現したくなるような風景に出くわすこともあります。
今年は積雪が少なかったとはいえ、まだ多くの残雪が見られる大山のブナ林では、季節が冬から春に変わるこの時期ならではの動植物の営みが見られる。
素晴らしいのひとこと。
自然ってこんなにも美しい。
それがここに在ると、
国民みんなに伝えたい。
兼高かおる(日本旅行作家協会会長)
『大山大陸』と名付けたくなるような風景が大山の南麓地域に広がっています。近くに海は見えませんが、烏ヶ山からて蒜山三座へと続くボリューム感があり、まさに"大陸"を彷彿とさせるダイナミックな風景を楽しむことができます。
大山山系を代表する母なる川、日野川。雪や雨がいくつもの沢や川を下り、大山を包み込むように流れる大河・日野川に注ぎます。この日野川の上流部を一般的に「奥日野」と表現しますが、ここには桃源郷のような、想像を超える美しい里(郷)が点在しています。
積雪が安定してくるとスノ-シューが楽しめる季節になります。北麓の大山寺エリアが知られていますが、南麓の奥大山エリアは知る人ぞ知るスノーシューのパラダイス! 特に烏ヶ山の裾野に広がる高原・鏡ヶ成は、多彩に楽しめるフィールドとなっています。雪が深いとまるで宇宙遊泳をしているような体験もできるかも。
脳裏に刻まれた大山の山容は人によって様々であるようです。それぞれの峰は特徴的なカタチをしており、その峰名は名付けられた時代や信仰が反映されています。由来を想像し、調べていくと実に面白く、興味がそそられる峰が現れたりします。
大山の各スキー場は年末の降雪以降、滑走可能な状況が続いています。ところで「大山スキー場の魅力はなあに?」と聞かれたら何と答えればいいだろう。案外答えに詰まってしまう!? 地元民にとっては大山スキー場があるのは当たり前であるわけで、ことさら魅力と聞かれても…。「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られてしまうのか!?
「大山に吹く風」と表現するとどんなイメージを抱かれるだろう。季節によって、気象条件によって、場所によって大きく変わりますが、実は大山の風には一定の規則性があります。
大山の冬シーズンがやってきました! 大山の冬といえばウィンタースポーツですよね!ウィンタースポーツに欠かせないものは、雪!! そこで大山周辺の大雪にまつわる言い伝えをご紹介します! 私たちは古くから自然の中でその年の雪の具合を予想してきました。さて今年の雪はどうでしょう??
一年の半分を海外で過ごし、世界各地の山々とそこに暮らす人々の営み体感してこられたERIKOさんにとっての大山とは。。
日常の生活に根付き、特別な存在とは感じたことがなかった大山。上京し、離れてから気づいた“特別”とは。。
1986年から1991年まで6回にわたって、大山町(当時の名和町)夕陽の丘・神田でサンセットコンサートを行われた加藤登紀子さん、大山と夕日をみつめ生まれた世界へのメッセージとは。。
大山のオフシーズンといわれる11月下旬から12月下旬。実はこの季節にも紅葉に負けない感動的な風景が出現します。
幼い頃から家族と、そして季節とともにあった大山。たくさんの思い出がつまった大山は、故郷・大山となりました。
そんな「大山」へのメッセージです。
11月11日(日)に大山開山1300年祭を記念して、今年も秋に「たいまつ行列」が開催されます。戦後70年余りにわたって夏山登山の安全祈願として継続されてきた「たいまつ行列」をあらためて見つめてみると。。。
大山開山1300年祭のエンドポイント(終着点)、そして1400年に向けてのスタートポイント(出発点)が10月20日、21日に米子コンベンションセンター、米子市公会堂などで開催される"大山ワンダーフォーラム"です。このワンダーの発想はアメリカの生物学者、レイチェル・ルイーズ・カーソンの著書「The Sense of Wonder ~ A Celebration of Nature for Parents and Children~」に起因します。大山ワンダーには、まさに大山の神秘さや不思議さに、目を見張ることで、その恵みに気づこう、そして大切にしていこうという想いが込められています。
小泉八雲と同じ時代、北海道の中央にそびえる連山に「大雪山」と名付けた松原岩五郎というジャーナリスト、小説家がいました。岩五郎のふるさとは米子市淀江町。「大雪山」を目にしたとき、岩五郎の中に浮かんだものを想像してみましょう。
大山は古より重要なランドマーク。紀元前も大陸との交易が行われ船が往来していたことも知られています。遠く海から見渡せる大山は航海における灯台のような役割をしていたことでしょう。
幼い頃は日常の景色だった大山。故郷を離れ、大人になってから再び触れる大山。その時々で違った魅力を見せてくれます。皆さんはどんな風に大山を楽しんでいますか?
緑の中を行く夏山登山道、そこここで色とりどりの花たちが出迎えてくれます。中には大山でしか見られないものもあります。皆さんはいくつの名前をご存知ですか?
古代の遺跡を結ぶ直線として提唱されいているレイライン。東の富士山~西の大山を結ぶ北緯35度22分は、春分・秋分には御来光の道となります。このラインには日本を代表する聖地が並んでいるとか!?
記録的酷暑の日々、うだるような街中の暑さを避けて標高800mの避暑地”大山”で心地よい時間を過ごしませんか。
数ある日本刀(太刀)の中で、特に名刀をいわれる「天下五剣」のうちの一振り「童子切安綱」。この名刀のルーツを探っていくと、大山と大山を抱き込むように流れる日野川地域との深いつながりが浮かび上がってきます。革新的な反りのある日本刀を考案した安綱と日本刀のルーツを探ってみましょう。
ゲンジボタルは6月の上旬から下旬にかけて、ヘイケボタルは7月から8月にかけて、ヒメボタルは7月に見られます。このうち、大山寺周辺から大山山頂にかけて見られるヒメボタルについて紹介します。
大山開創(開山)についての伝承「大山寺縁起」では起源や信仰のすばらしさを伝えています。1300年祭の公式ガイドブックなどでも繰り返し紹介され、その内容については多くの方がご存じだとは思いますが、あらためて想像力を膨らませて伝承を振り返ってみましょう。