ぶらり、大山 〜大山の不思議と素敵を語る〜
[第19回]絶景スキーイングin大山
大山の各スキー場は年末の降雪以降、全コースで滑走可能な状況が続いています。積雪は多くはなく微妙な状況ではありますが(1月11日現在)、1月下旬から2月上旬は例年降雪が多い時期となりますので、期待したいところです。
チコちゃんに「大山スキー場の魅力はなあに?」と聞かれたら、何と答えればいいだろう。案外答えに詰まってしまう!? 地元民にとっては大山スキー場があるのは当たり前、スタンダードであるわけで、ことさら魅力と聞かれても、‥…。「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうですね。
あらためて大山スキー場(代表する大山ホワイトリゾートを対象に)の魅力を探ってみると、次の項目が浮かび上がってきました。ただ、魅力は相対的なものなので、西日本(主に中国地方)の他のスキー場との比較を前提にします。
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標高も比較的高く、北斜面であることから積雪量も豊富で、雪質がいい。
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コースも初心者から、中級者の練習に適した広大なスロープや国体に使用できるロングコースまで多様なゲレンデが配置されており、また変化に富むこともあり飽きることなく楽しめる。
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クロスカントリーのコースも完備されており、競技スキーに対応できる総合的なスキー場。
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ゲレンデから望む大山北壁が見事。スキーのふるさと"アルプス山脈"を彷彿させる雰囲気は格別。
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中の原ゲレンデ、大山国際ゲレンデの上部からは日本海、隠岐諸島、島根半島、米子市内など大パノラマ、絶景が楽しめる。海に向かってダイビングするようなダイナミックな空間で滑走できる。まさに絶景スキーイング。
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晴れた日には、元谷などオフピステでエクストリームスキーやスノーボードが楽しめる。(ただし、山頂近くまで登山をする必要があります。大山寺付近から見えることもあり安心感がある)
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スキー場を縁取る森は、ブナなどの落葉広葉樹の森。樹氷など冬の神秘的な森が楽しめる。スノーシューのツアーや、レンタルもあるので森の雪上散策が手軽に楽しめる。
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基点になる大山寺地区には宿泊施設完備。また車で30分下りれば、米子市内のホテル、皆生温泉の旅館など宿泊も選択でき、スキーなどのアクティビティ、冬のグルメ(松葉ガニなど)、癒しの温泉がパッケージで手軽に楽しめる。
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大山スキー場の基点・大山寺博労座への道は融雪装置も完備され、安心してアプローチできる。
以上、魅力(優位性)をピックしてみましたが、その多さに驚きますね!
この冬は、そんな魅力が詰まった"スノーリゾート大山"に出かけ、『絶景スキーイング』『絶景スノーボーディング』『絶景のブナの森・雪上ウオーキング』を楽しみませんか。お薦めは、もっともパウダースノー(粉雪)を楽しめることが多くなる1月下旬から2月中旬です。
BUNAX